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さて、ウェブサイトを作らなくてはと思っている方、またウェブサイトを活用していこう、と思っている方は沢山いると思います。

しかし実際の所どういうウェブサイトを作成するべきなのか、正解が解らない方が多数いらっしゃると思います。

どの様なウェブサイトが必要なのかは、目指す方向で全て決まってしまいます。しかし、様々なウェブサイトがあり、技術的な側面を理解するのは難しいため、今回なんとなく「ファッション」でウェブサイトを説明出来ないか?と思いました。

見た目が全て!寒くてもかっこいいコートを着たいの!!歩きづらくてもヒールで歩きたいの!!

実はサイトの見た目は「ほどほど」で良いと思っています。どちらかというと「何を訴求しているのか」や「どんなサービスを提供しているか」といった事の方が重要だからです。

サービスの説明が詳細かつ深い内容で有る場合、デザイン性を限界まで高めつつさらにきちんと理解しやすい内容にする場合は正直なところ沢山の予算が必要です。

クライアントのほとんどが「デザインをかっこ良くして欲しい」という願望を持っているという事実を肌感覚でずっと感じていますけれど、デザインを凝る場合は割と内容を犠牲にしてしまう事がおおいため、デザインのかっこいいサイトを作るのは楽しい反面、サイトを納品した後に売り上げが上がるかどうかというのはいつもドキドキしています。

そう、簡単に言うとデザインの良さと売り上げは比例しません。言って見れば自己満足の世界。たしかにビジュアルイメージが非常に重要なケースもあります。ファッション業界のサイトを作る場合は、正直言うとアクセス数など関係無く、ただひたすらにブランドイメージを追求して問題ありません。

そう、「サイトデザインを凝るべき場合」というのは、ファッション関係だけだと思います。またはイメージ戦略を主軸に置いた大手起業のサービスくらいのものでしょう。

「売り上げなんていらない、ただひたすらにモテたい!かっこいいと褒められたい!」という場合はひたすらにハイセンスなサイト制作を追求しても良いと思います。

また、対象ユーザーがお金持ちの場合は「ひたすらラグジュアリーに!」という路線でも別にいいかもしれません。
*お金持ち相手のビジネスは顧客層を狭めるという事なので、儲からなくていいという余裕の有る方専用だと思っています。お気を付けてどうぞ。

しかし、それと同時に「売り上げを上げたい!」という話になるのでしたら、むちゃくちゃ予算が必要、という事を忘れなければ良いと思います。

言って見れば「デザイン重視のサイト」というのは「かっこいいけど防寒性能が低いコート」を着て、「歩きづらいけどヒールを履いて歩く」、という事ですね。

売り上げグラフを登山する!ビジネス道は獣道!ダウンで防寒性能アップ!足下は登山ブーツで!

さて、まだまだ大幅に成長の伸びしろがある中小企業や、ウェブを使って具体的に結果を出して行きたい、という方向けには「機能性重視のウェブサイト制作」が必要です。

売り上げグラフは山。しかも頂上が有りません。高い山を登れば登るほど景色は良くなりますが、寒くなり危険も増えますよね。

大手企業ですと「ヘリをチャーターしていきなり頂上に行く」という荒技が使えますが、大手企業では無い限り予算にも限界が有り、有る程度自力で山を登る作業が必要になります。ちなみに大手企業と中小企業でウェブにかける予算は大体ゼロ一つ二つ違う世界です。

ですので、もし具体的に売り上げグラフを右肩上がりに登って行きたいのであれば、それなりの装備が必要になります。

例えば、CMS(自分自身で記事投稿が出来る機能)が必要になるでしょうし、ユーザーが離脱しない工夫(EFO対策)がされたメールフォームなど。

記事投稿機能はサービスに合わせて柔軟にカスタマイズ可能ですので、思い切り機能的な物を用意した方が捗ります。

もちろん道具だけ揃えても危険な山を登る事は出来ませんよね。

登山と同様に、道具の扱い方を理解し、山の事を理解し、そこで始めて山を登る事が可能になります。

CMSの利用のコツや、SNSの投稿などの小道具を上手く利用して、高い山を制覇していく「有る程度の実力」が必要な世界でもあります。

売りたい物は売りません。必要なものをご用意します。

何故このような記事を書いたのかというと、あまりにも顧客の事を考えずに「売りたいものを売るウェブ制作屋」が多い事に危機感を感じているからです。

「ウチはデザインが売りなので」と言う会社は沢山ありますが、デザインが良くても売り上げが上がる保証が無いのは100%間違い有りません。

もちろん、顧客にとって「デザイン性」が100%必要な場合にも「ウチは内部SEO対策やCMS機能の充実が売りです」なんて言っても意味が無い事はすぐに理解出来ますよね。

要するに、ファッションと同様にTPOを踏まえないウェブマーケティングはサイトが出来る前に失敗しているという事です。

たまにいますよね。お客さんは実は多くを求めておらず「営業時間と料金だけ解れば良い」と言っているのに「ウェブサイト制作費50万下さい」とか言う業者。

正直その程度の要望で有れば、弊社であればFaceBookページの作り方をご案内して終了、って感じか、予算を聞いて、売り上げを上げる伸びしろがあるのでしたら提案を丁寧にします。

大体、美容師一人しかいなくて一席しかないような、常に予約でいっぱいの美容室に、集客出来るウェブサイトを売りつけてもお店の為にはならない事は解りますよね?

ここで必要な提案は「客数をさばける様にスタッフを増やす」事であって「かっこいいor機能的なウェブサイトを売りつける」事では有りませんよね。

この様な状況でもし予算があってウェブサイトをどうしても作りたいという事で有れば、まずはスタッフの増員を提案してから、ウェブ施策を丁寧に考えます。

もしかしたらこの様なスタンスで、得はしないかもしれませんが、中長期的にみて信用に繋がると思っています。

どうしてもウェブサイト制作には「まとまった金額が必要」になってしまいますので、目指す方向やTPOをきちんと考えて、必要な装備を整えて頂きたいと考えております!